日常いろいろ　その2

美術館巡り。

3月、東京オペラシティ アートギャラリー〈ミケル・バルセロ展〉。コロナ以来久しぶりの大型美術館での鑑賞です。

様々な技巧で創りあげるバルセロの圧倒的なパワー、時にユーモア、時にえぐるような痛々しさ・・

見ていて生きるエネルギーをチャージされた感じでした。よかった。

4月、bunkamura ザ・ミュージアム〈ミロ展〉。

日本との関わりをテーマにした展示でしたが、これもよかった。「長い間、日本を夢みていた」、ミロ来日時の各資料には感動しました。

6月、東京オペラシティ アートギャラリー〈篠田桃紅展〉。

この日は、例の医療ミスに遭った直後で、ある意味記憶に残る展覧会になりました。

この時はまさか次亜塩素酸とは知らず、「痛い痛い…」と言いながら丸亀製麺でうどんをすすり、鑑賞前と鑑賞途中何度もトイレでうがいしてました。

桃紅さんの美的感覚、すごかった。大胆なのに静謐、研ぎ澄まされたバランス感覚と色彩。

7月、bunkamura ザ・ミュージアム〈ボテロ展〉。

歯に悩まされ続けている頃、気づいたら終了まで4日と迫っていて急いで駆け込み。

たどりついた唯一無二の表現に、ほっこり癒されました。

7月、松濤美術館〈津田青楓展〉。チラシのかわいい絵柄は、どうせ宣伝用に加工したものだろうと思って行ったら、そのまんまでビックリしました。

かつて私も装丁をメインとしたブックデザイナーに憧れていたので、とても興味深い展示でした。

日本らしさがあふれる秀逸な「図案」、美しくて長い時間見とれていました。

夏目漱石の装丁も手がけていて関わりが深かった津田青楓、漱石が亡くなった時は人目を憚らず号泣したそう。漱石からの寂寥感たっぷりの手紙に泣きそうになりました。。

あぁ、いっぱい観たいなぁ。

コロナが収束して歯が全快したら、地方の美術館巡り旅行も早く再開したい！

ずぼらブログのため、どんどん遡ります笑

3月、母の誕生日祝いをちょっとゴージャスに過ごそうと（コロナで2年地味に過ごしたので）、ザ・キャピトルホテル東急を予約。

国会や総理官邸の間近にある有名なホテルです！

この頃は第6波の影響もあり、平日はけっこうガラガラ？ロビーとか全然お客さんがいなくていろいろドキドキ。

ホテル内の夕食、サプライズでケーキを用意してもらいました。

朝食が目当てで泊まる方も多いそう。これ頂けるんですか！？とびっくりしちゃうようなサービス満点の内容、あぁ、大食いの体になりたい。。

食べきれなかったパンとジャムは包んでもらって持ち帰り。

で、せっかくだから観光しようと、国会見学を予約しておきました。小学生の社会科見学以来！

予約時に了承したのですが、この日は小学生の団体と一緒になりました。

うちの母、運動不足で足腰が極度に弱いので、見学冒頭の階段を3階上がるだけでいきなりリタイアしそうになり、後ろからついてくる小学生たちに追い抜いてもらう小トラブル発生（笑）

事前説明で警備さんが「途中で列を乱さないように…」と警告があったのでヒヤヒヤ。。

結果を言えば、団体と一緒になると途中の撮影タイムがゆっくりとれないので、時間に余裕のある人は一般だけの時間（1日数回あり）を選んだ方がおすすめです。

テレビで見る国会中継とは雰囲気が違い、重厚感があって荘厳な空気でした。

帰りは国会周辺〜総理官邸横の細い道をきょろきょろ眺めながら歩く。

途中、とっても暇そうな（ウクライナ侵攻が始まった頃で、大きな地震で東北新幹線が脱線する直前、北海道の観光船沈没事故もまだ起きる前、もちろん安倍元首相も健在で、国内はごく平和だった）警官が「観光ですか？」と話しかけてきました。場所が場所だけに、一応職務質問といったところか…。おばあさんと中年の娘という一見安全そうな人物、自分たちはもちろん嘘偽りなく潔白な一般市民ですが、安倍さん銃撃後の今はこのあたり近付くのも厳しいだろうな…。

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